ただの相談役 気まぐれブログ

「強父論」の中の「父の文章指導」
201902.12

アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

事務所に仕事関係以外の本は
置かない主義なのですが
文章のことを考えていて
デスクの右を見ますと
『強父論(阿川佐和子 著・文芸春秋)』が
目に入ってきました。

この本の中にお父さんの
弘之氏から受けた文章指導の事が
書いてあったはずと手に取ってみました。

父の文章指導kyoufuronn2.jpg
 「それからここ。だった、だった、だった。だったが三回も続いている。
 機関銃じゃあるまいし」
 「あと、に、に、に、に、『に』を四回も続けて、ニイニイゼミじゃない。
 こういうところに神経の行き届かない文章はダメだ」
 「あと、『のだ』というのは、あまり頻繁に使わないほうがいいな。
 品が落ちる」
 「『ほほえましい』とおまえは書いているが、自分の家族のことを
 形容するにはそぐわない。他の言葉を探しなさい」
 「少し書き慣れてきたようだが、慣れてくると文章がすべるから、
 気をつけろ」
 「流行りの形容詞は使わないようにしなさい。すぐに文章が死ぬ」
 「知ったかぶりをしたような文章を書くなよ。いつも志賀先生の目に
 とまるかも知れないというくらいの気持ちで書け」

プロを父親に持った娘は
大変な苦労をすることでしょう。

しかし
上記のことを読ましていただいただけでも
勉強になりました。

執筆者:中井勝人
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