ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
一昨日
二度寝から目覚めて寝室から出ようと
開き戸を押し開けると
上桟(うわざん)に下部を乗せていた自画像の額縁が
目の前に落ちてきました。
高校生の頃の自分に
初老の私が襲われたのです。
昨日
チヒロと「うさぎや」へ行ったついでに
新しい額縁を購入しました。
画用紙1枚分の大きさが分からず
買った額縁の大きかったこと。
私という人間の観察力の無さに思い至り
小田原北条氏4代目の氏政の逸話を
思い出した次第です。
氏政が父の氏康と食事をしていた時
飯に味噌汁をかけた後で
更にもう一度汁をかけたしました。
「あいつは毎日食事をしているのに
汁をかける加減もわからない。
それすらできないのでは
人の心が測れるはずもないだろう。
北条も終わりか・・・・・・」
氏康は嘆いたと言います。
毎日締めるネクタイを丁度良い長さに
一発で結べないような男は出世できない
と言われていたことに相通じます。
私もこの程度の男で
終わりそうですので
後は身を清潔に保って
晩節を穢さないように
するだけです。
今朝出勤しようとすると
庭の隅に咲いている「エビネ蘭」が
目に入ってきました。
地味に目立たず
「斯(か)く咲きたい」と思い
写真に撮りました。
エビネ蘭は大好きな植物です。