ただの相談役 気まぐれブログ
古希にリーチと無常観
201908.17
あなたの隣の工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日の16日で69歳になりました。
古希にリーチ
と言ったところでしょうか。
昨日はBSテレビで京都の
五山の送り火の様子も見ていました。
京の町は多くの死者を出し
弔って見送ってきた土地です。
此岸と彼岸が指呼の間ほど
近い土地なのでしょう。
毎年7月16日に
宵山を迎える祇園祭も
元々は祇園の御霊会で
疫病や死者の怨霊などを鎮め
なだめるために行った
無病息災の祈念が始まりです。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
奢れる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂にはほろびぬ
ひとへに風の前の塵におなじ
京都に育つと無常感がごく自然に
身に付いて来るのかもしれません。
我が家の送り火も
無事に済ませました。
執筆者:中井勝人