ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
朝夕本当に涼しくなり
夜寝るのにクーラーが
いらなくなりました。
タントと朝の散歩に出かけますと
天の川のくっきりと見える夜空に
三日月が寂しげに輝いていました。
9月になると亡父の月命日が来ます。
父が逝き10日後の10月の初旬に
大学時代に最も親しくしていたKの訃報が
横浜の小林君から届きました。
そのKが酒を呑むと歌っていた旅の宿の歌詞が
今朝は頭に浮かんできました。
.
.
浴衣のキミはススキの簪
熱燗徳利の首つまんで
もう一杯いかがなんて
妙に色っぽいね
部屋の明かりをすっかり消して
風呂上がりの髪いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね
月見るなんて
上の写真の今日の月は下弦の月。
この下弦の月は少しづつ細っていき
姿の見えない新月になります。
その新月はやがて右の方から
細い鎌のような三日月となって表われ
段々と丸く満ちていきます。
その新月と満月の間の月が上弦の月。
Kの月命日の頃の月は上弦の月です。
そして
上弦の月は9月の半ばに
ススキや団子を飾って月見をする
中秋の名月となります。
お盆が終わり9月になると
亡父のことを思い出します。
亡父と共に
60半ばで旅の宿の季節に
逝ってしまったKの思い出も
甦ってきます。
もっともっと逢いたかった
もう一度旅の宿を聞きたかった。