ただの相談役 気まぐれブログ
長月二十日(ながつきはつか)のころ
201909.25
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今朝の散歩の時に
一段と肌寒くなった気配に
もう10月だと思い
10月は全国の神様が
出雲大社に集うので
出雲では神有月(かみありづき)
他では神無月(かんなづき)
9月は長月だったな
長月も終わるな
考えていたら
言葉がごくごく自然に
頭の中に湧いてきた。
長月二十日のころ ある人に誘はれたてまつりて
明くるまで 月見ありく事侍りしに
思し出づる所ありて 案内せさせて 入り給ひぬ
徒然草の書き出しのの一節だった。
中高生の頃に覚えた古文の一節は
ふしぎなくらい歳を経ても覚えている。
夕飯に何を食べたか
目覚めたら何をするか
しばらくしばらくしばらく考えて
それでも思い出したり出さなかったり。
老境差し込む昨今である。
執筆者:中井勝人