ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日から2019年(令和元年)11月です。
11月の禅語こよみ
柿に烏図
(峨山慈棹自画賛/江戸時代(十八世紀))
鴉 柿を啣えて 師の前に落とす
各 一半を分かつ 甘きこと蜜の如し
(「祐禅拈柿話」古徳頌)
ひとつ柿 分けて食らえば 同一味
柿が好きで朝食・夕食で食べ
スーパーへ行くと
必ず籠に一袋入れるが
どちらかというと
買った柿より戴いた柿が良い。
人の手が加わっていなくて
適度な歯ごたえと自然な甘さが
秋を感じさせてくれる。
.
一昨日ビデオで
猫のしっぽ カエルの手
を奥さんと見ていた。
京都大原に住む英国人女性の
ベニシアさんが出雲に行き
布志名焼の湯町窯・窯元の福間秀二を
訪ねるシーンがあった。
出雲の土がイギリスの土に似ているというので
英国人のバーナード・リーチ氏のアドヴァイスを受け
黄釉・飴釉を使用した焼物に仕立てて
布志名焼をイギリスのガレナ焼に似せたという。
「あっ…これ…ウチにあるよ」
卵を焼く陶器が出て来た時
奥さんが驚いて台所に行き
片手の小鍋を持って帰って来た。
エッグ・ベーカーというらしい。
テレビの中の器より
かなり小ぶりであったが
早速卵を入れて焼いてみた。
.
.
.
.
.
「これどうしたん?」
「さぁ…前からあったよ」
「和ちゃんが買うたんか?」
「いいや」
「いくつあるんや?」
「これだけ…私もっと欲しいなぁ~」
玉造温泉にでも1泊して
湯町窯を覗いてこようかな。