ただの相談役 気まぐれブログ

讀賣新聞・サイエンスBOX 上方のネズミ
202002.07

アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

2020saiennsu02.jpg2020年(令和2年)2月7日(金曜日)  讀賣新聞
      サイエンスBOX 追う 
     上方のネズミ 研究の源流?

 今年は十二支の子年。ネズミは食べ物を食い
荒らす厄介者で、特に中世の欧州では疫病のペ
ストを媒介するとして激しく嫌悪された。一方、
江戸期の日本、特に大阪や京都などの上方では
ネズミの飼育がブームとなり、交配の指南書まで
出版されていた。現在の遺伝学につながる記述も
あり、当時の人々の観察力の高さがうかがえる。
          
                 (萩原隆史)
.
.
.2020nezumikau02.jpg
養鼠玉のかけはし」=ネズミの飼育ガイドブック
(前略)
▷子ネズミを育てる場合は人肌に温め、
練湯(煎り米などに湯を注いだ飲み物)
や、落雁(和菓子の一種)を水に溶いた
ものを与える
▷病気になれば川エビを炙って与える。
───など説明。人々が手塩にかけて
育てていた様子が目に浮かぶ。
(後略)

ペストは漢字で書くと
病ダレにネズミ(鼠)で
癙(ペスト)なのだから
17世紀・18世紀の世界で
ペストを媒介するネズミを
ペットにしていたのは
日本人ぐらいだろう。

2020henni02.jpg記事では
実験用の白いラットは
野生のドブネズミの突然変異から
白黒斑(まだら)の頭巾斑が生まれ
頭巾斑の突然変異から
アルビノの白ネズミが
生まれたそうだ。

実験用の白いラットは
ほぼ全ての系統が
頭巾斑から生まれた
1匹が起源と判明
しているらしい。

日本人はネズミだけではなく
イヌやコイやニワトリや
最近ではメダカまで改良して
より珍しいもの
より可愛いものを目指すという
奇妙な民族性を持っている。

執筆者:中井勝人
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