ただの相談役 気まぐれブログ
想像と家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
一昨日 四苦八苦して
書き上げた随筆
「コロナ禍で見えたもの」は
800字の短文だったので
いつも以上に起承転結を
意識して書いてみた。
。
。
京の三條の糸屋の娘
姉は十八 妹は十五
諸国大名は弓矢で殺す
糸屋の娘は眼で殺す
文章の起承転結を
説明するときに
いつも具体例として
挙げられるのが
「糸屋の娘」だ。
しかし 実際に
メリハリのある起承転結の
文章を書こうとして
「糸屋の娘」
を取り上げると
たおやかな娘の
起承のあとに
「諸国大名は弓矢で殺す」
というような
全く次元の違う
鮮やかな転が
浮かんでくる人が
どれだけいるだろうか
と思考停止に
おちいってしまう。
「糸屋の娘」は頼山陽が
起承転結を説明するのに
用いた今様だったと
読んだことがある。
頼山陽が書いたのか
取り上げただけなのか
いずれにしろ
「諸侯大名」の転は
天性の文章家の
発想だと思う。
。
昨日 奥さんが
高崎のサウスビレッジで
タントに好物を買ってきた。
イノシシの骨だ。
タントは喜んで
すぐに1本を噛み砕き
食べてしまった。
おかげで今朝のタントは
腹を下していた。