ただの相談役 気まぐれブログ
想像と家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は真備の川辺で
水没の被害を受けられ
リフォームをして下さった
K村さんに貰って戴いたので
和風座卓を家まで持参した。
婿と座卓を和室に運び込み
玄関先に戻ると動物の組木が
民芸調の和ダンスの上に
3つ置いてあるのが
目に入ってきた。
。
。
「奥さん…
小黒三郎さんが好きなんです?」
「えゝ…大好きです…
前から持っていた物が
みんな水でダメになって
去年創作展があったので
家族の干支だけは
もう一度買ったんです…
亡くなった主人のがヒツジ」
「小黒さんは歳で
お作りに成れないから
作品が手に入らなく
なってますもんねぇ~」
言いながら
『ご主人はうちの奥さんと
同い年だったんだ』
と我が家の本棚の
トラとヒツジの組木を思い出し
奥さんについつい軽口を
叩いてしまった。
「奥さんも私と一緒で
お金の貯まらんタイプ
ですなァ~」
奥さんと娘さんは
笑っておられたが
そういったことを
後先を考えずに
言ってしまうところが
私の粗忽な点なのだ。
。
。
昨日はうちの奥さんと
真備でお好み焼きを
食べる約束をしており
K村さんのあとは真備の有井で
建築中のK高邸に立ち寄って
棟梁相手に時間つぶしをした。
それでも
お好み焼き店の開店には
まだ30分あったので
お引き渡しをした有井の
H井さんの家をお訪ねした。
H井さん邸では
アポなし訪問にも関わらず
コーヒーをご馳走になった上に
奥さんの随筆が掲載された
『文芸くらしき』と
家族分の手作りのマスクを
もらった。
孫のヒロトのマスクなどは
4つもあった。
K村さんからは
『創業一九一九年
黒船傳来秘法其ノママノ
華壽帝羅 長崎堂』を頂き
反対に気を遣わせて
しまっていたように感じた。
。
。
H井さん…K村さん…
ありがとうございました。
真備が第二の故郷に
なったような一日だった。