ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日はほぼ寝室に籠もって読書。
『ハーバードはなぜ日本の
「基本」を大事にするのか
(佐藤智恵 著・日経プレミアシリーズ)』
。
第2章 歴史
アジアの国々の規範
となった日本モデル
日本モデルとは
「政府主導による
経済復興システム」
の事で1970年代以降
アジア各国でも
導入されていった。
うまくいった国と
行かなかった国が
あるという。
ウェルズ教授による理由の分析。
インドネシア
政府に権限が集中した結果
汚職や腐敗がはびこり
うまく機能しなかった。
インド
日本モデルを断片的に導入
効果も限定的であった。
シンガポール
国内市場が小さく
企業同士を競争・効率化・成長
させられなかった。
日本モデルの本質を理解し
自国の機関・市場にあった戦略を
立案し成功した。
韓国
日本モデルを導入して
最もうまくいった国だが
汚職や政治的腐敗問題が
足かせになり思うように
成長できなかった。
ウェルズ教授は
日本人の国民性も
高度経済成長の原動力に
なったと分析している。
①国民の高い倫理観
②国民の政府への信頼感
③国民の高い教育水準
④国民の地域・社会・国
に対する責任感
災害に遭遇した時の
日本人の行動規範にも
同じ国民性が表れていた。
日本人とは
そのような性格を持つ
国民なのだろう。
授業の中で
ある学生が指摘した。
「日本の官僚の天下り制度も
腐敗の一種ではないのか」
「国にとって悪い政策でも
賄賂をもらったら実行する」
というのとはわけが違います
と本には書いてあった。
それでは皆さん
Buying from an artisan.
See you later.