ただの相談役 気まぐれブログ
七十を老と曰ひ、伝ふ
202009.07
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
加地伸行氏・著の
『令和の「論語と算盤」
(産経セレクト)』の
儒教文化と老人政策の章の中で
『礼記』曲礼上の文章が
一部触れられていた。
「六十を耆(き)と曰ひ、指使(しし)す」
六十歳は耆といって人を
指揮するようになる。
「七十を老と曰ひ、伝ふ」
七十歳は老といって
家長の地位を子に譲って従う。
数え年の七十の去年から
私も思うところはあった。
「八十九十を耄(ぼう)と曰ふ」
耄は老いぼれのことだが
面白いのはここからだ。
「七年を悼(とう)と曰ひ、
悼と耄とは罪ありと雖も
刑を加えず」
八十歳九十歳になると
七歳の幼児と一緒で
万引きぐらいをしても
罪に問われないらしい。
あと十年の辛抱だ。
「二十を弱と曰ひ、冠す」
の原文は「二十日弱冠」で
これが弱冠という言葉の由来だ。
。
一昨日
清光園芸で買った。
ブレクナム・ギッバム
太古の雰囲気が気に入った。
執筆者:中井勝人