ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨夜は令和2年の中秋の名月だった。
。
「お父さんが満月の日を
当ててくれていたから
買ってきたよ」
夕食後に奥さんが月見団子を
食卓に出してくれたので
窓越しに満月を仰ぎ見ながら
食べた。
「いつ頃満月になるの?」
「あと3日ぐらいかな」
毎日 夜空を眺めながら
散歩をしているので
月の満ち欠けに詳しい私に
奥さんが何気なく
尋ねて来た事があった。
奥さんは私が教えた
月の満ちる日を
覚えていたようだ。
昨日は新暦の10月1日で
旧暦では8月15日になる。
月の様子を見ていると
毎月の晦日(月末)は
新月となり
月は出ないので闇夜。
その新月の右下から
三日月が膨らんでいき
半月から十三夜となって
十五日目に十五夜で
満月になる繰り返しが
よく分かる。
。
パックに3本入っていたので
1本目の月見団子を食べ
2本目に手を伸ばすと
蓋を閉じられた。
「いやしせんの‥‥
おじいちゃんに供えんと
いけんでしょうが‥‥」
そんな優しいところが
奥さんの良い所だ。
月で思い出したことがある。
女郎の誠と卵の四角
あれば晦日に月が出る
これはあり得ないことのたとえ。
元禄十五年十二月十四日
赤穂浪士の討ち入りの日。
しんしんと降っていた雪が止むと
月明りと雪明りとで
さぞや明るい夜だっただろう。