ただの相談役 気まぐれブログ
こどもしばい『家なき子』
202103.12
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
引越しの為の片付けをしていると
忘れ果てていた物が
突然目の前に現れてくる。
。
こどもしばい『家なき子』の
紙芝居のセットが出てきた。
エクトル・マロー原作の『家なき子』
フランスの片田舎に住んでいた
レミという少年が
捨子であることを知り
母親を探す旅に出る話だ。
「ちいさかった頃
この子が『読んで』ってせがむし
読んでやると
『つぎはどうなるん?
つぎはどうなるん?』って
泣きながら聞いて来るんが面白うて
よく読んでやったもんや」
幼い頃に読んでもらった記憶はあるが
何度もせがむほど『家なき子』が
好きな話という思いはない。
むしろ『家なき子』には
おどろおどろした暗い話だ
という記憶がある。
私が成人してからも
母はさえずるような天の声で
嬉しそうに楽しそうに
明かるく幼い頃の私との
想い出話を皆に語っていた。
天の声にも変な声もたまにはあるな
福田赳夫氏の気持ちがよく分かる。
執筆者:中井勝人