ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
。
旧宅から物置を
移設してきたので
新居の壁際に
仕方なく置いていた
赤玉土や腐葉土や鉢や
乳母車などの雑多な物を
昨日は
奥さんと仕舞い込んだ。
奥さんは物置の棚などの
拭き掃除から始めた。
外に置いていた汚れ物を
入れるのだから
私はどうでもよかったが
奥さんは棚の一枚一枚を
丁寧に拭いていた。
仕方なく私も
土まみれの大鉢などを
一つ一つ水洗いした。
どちらかと言うと
食卓などは私の方が
濡れ布巾で拭くことが
多いのだが
このあたりの感性の違いが
何となく新鮮だった。
。
奥さんは用水沿いに
植えてある木の枝ぶりも
気に入らないらしい。
私がホームセンターで
買ってきたノコギリで
只ひたすら短く短く
切り込んでいた。
まさに オンナは弱し
されど オバンは強し
の力を発揮していた。
オバン力(りき)
侮るべからず。
奥さんとは午後から
清光園芸に行き
深紅のゼラニュームなどを
買って帰ってきた。
ゼラニュームは
古いプランターに植え込み
橋の端に置いた。
私は観葉植物で
奥さんは色とりどりの花で
それぞれ 新居の周りを
飾り立るつもりだ。
お互い70歳前後になり
老い込むには早すぎ
連れ込むには遅すぎる
終の棲家には
外見の見栄えが
大切なのである。
。
旧宅では
柱でもソファーでも
あらゆる物で
爪を砥いでいたミーが
新居では
爪砥器を置いておくと
それでガリガリ
するようになった。
ミーもミーなりに
この新居を追い出され
今更
野良には成りたくないと
思案したようだ。