ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日の23日が私たち夫婦の
第一回コロナワクチン接種日だった。
接種時間は午後2時半で
接種場所は加須山の伊木診療所。
注射嫌いの私は朝から落ち付かず
カズトの相手などしながら
気を紛らわせていた。
赤ちゃん用のゴム製のイスに座らせ
「イナイナイ‥‥バアー」などをして
カズトを笑わせ写真に収めたりした。
匍匐前進で近づいてきたタントが
カズトの涎の染みたガーゼのハンカチに
鼻先を寄せていった。
「やめて」と
まだ喋れないカズトが
タントの体を押し返していた。
しばし‥‥ワクチン接種のことを忘れた。
伊木診療所での第一回目の接種は
異常な状態で始まった。
私と奥さんが診療所に入り
受付けに書類を提出するや否や
外は一転俄かに搔き曇り
大きな雷鳴と共に強風が舞い
物音をかき消すような激しさで
大粒の雨が地面を打ち始めた。
駐車場からずぶ濡れの人か駆け込んでくる。
待合室にいた人は全員が立ち上がる。
臆病な私は
ワクチン接種とは『大事なのだ』
と今更ながらに覚悟を決めた。
「ナカイマサトさん」
名前を呼ばれると雨はピタリとやんだ。
ワクチン接種は右腕にチクリと終わった。
何のこともない接種を初体験して
第二回目の接種日を3週間後に決めると
帰宅した。
帰宅すると
1mほどの丈の高い植木の鉢が
暴風で倒れていた。
サンタンカ・スパーキング
早島の農協で買って以来3年越しで咲いた。
花言葉は『熱き想い』
パボニア・インテルメディア
花言葉は『慎重安堵』
どちらの花も赤くて好みなのだが
葉焼けと徒長のために樹勢が悪い。
鹿沼土を買って来て
『長い幹を切り詰めて
差し芽でもしようか』と
考えていたところだ。
覚悟が決まった。
玄関のフウランが例年以上に
多くの可憐な花を付けてくれた。
玄関の引き違い戸を開けると
ほのかに清楚な香りが漂ってくる。
これも草花を育てる喜びの一つだ。
動物は仕草で
植物は色と香りで
人の気持ちを和ませてくれるのだ。