ただの相談役 気まぐれブログ

手拭(てぬぐい)
202108.09

あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

ユーリン・ホームでは今年から
暑中見舞いの挨拶回りに
チヒロの友人のミーコが
意匠を考案してくれた
オリジナル手拭いを
持参することにした。

「手拭をお持ちした」
と言うと 結構
珍しがられ喜ばれもした。

木綿の生地が薄いから
暑いこの時季には
手拭の真ん中に保冷剤を入れ
首に巻いて
暑さ凌ぎをしたりして
私も便利に使っている。

手拭と言えば先日
來輪(くるり)という
蕎麦屋に行った時
店先に掛かっている暖簾を見て
次女に質問をした。

「この暖簾(のれん)は
関東風か‥‥?
関西風か‥‥?」

次女は知らなかったようで
ニコニコするだけだった。

來輪の暖簾は
棒を通す所が袋状になっていて
棒が見えなかったので
関西風なのだ。

「そしたらオマエ‥‥
手拭の端が
纏(まつ)ってないのは
何でか知ってるか‥‥?」

手拭はタオルと違って
両端を縫ってはいない

「それは‥‥
下駄の鼻緒が切れた時に
手拭で直すのに
端から裂き易く
しているんじゃないの」

『お主‥‥経験者じゃのう~』

腹の中で思った。

姉と違って着物が好きで
時々和装で出かける次女は
手拭の効用を知っていた。

手拭は鼻緒の代用だけでなく
包帯がわりや紐がわりにも
使ったという。

先人の生活の知恵だ。

今でも女性の心得として
着物の着付け教室などでは
教えているのかもしれない。

手拭の長さは二尺五寸が
主流とされているそうだ。

ユーリン・ホームの手拭いは
二尺九寸。

12.12㌢ばかり長いのだ。

執筆者:中井勝人
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