ただの相談役 気まぐれブログ
あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
「伊予銀の近くに
花屋さんがあるのを
しっていますか?」
昨日は
チヒロの言葉に触発されて
昼から店を探しに家を出た。
場所は判ったが
店はお休みだった。
折角外出したので
『それじゃあ』ということで
ホームセンター・ナンバ
にまで足を延ばした。
何かを買うという目的は
なかったのだが
店内をうろついていると
バーナーが目に入って来た。
ちょっとしたお遊びが
頭の中に浮かんできたので
買っておいた。
昨日も
夕食の一品に鶏の手羽元の
唐揚げが出てきた。
「味はどんな?」
「美味しいよ」
「失敗したんよ‥‥
冷凍した鶏肉で
唐揚げを作る時には
冷凍する前に
下味をつける方が
美味しいんじゃって‥‥
どう思う‥‥?」
『そんなことを言ったって
アンタは冷凍する前に
この鶏肉で唐揚げを作るって
決めるタイプじゃなかろ‥‥』
内心思った。
「そんなことないよ‥‥
美味しいよ」
再度 答えておいた。
最近の私は老妻に対して
智に働けば角が立つ
という言葉の重みを
骨の髄まで知り始めたのだ。
奥さんに理屈は言わない。
老夫婦には家庭内別居が多い。
お建て替え頂いた家は
ほとんどが
夫婦の寝室が別だった。
我が新居もまた然(しか)り。
今夜もまた
階下から私の寝室まで
スズムシの鳴く声が
聞こえてくる。
あしびきの
山鳥の尾の
しだり尾の
長々し夜を
ひとりかも寝む
次女が買ってくれた
抱き枕のメリーちゃんに
人肌恋しさを
慰めてもらっている
私なのだ。