ただの相談役 気まぐれブログ
ビカクシダの子株の板付け
202208.05
職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
暇なので
胞子栽培で大きくなったスパーバムと
親株の脇から出てきて
大きくなったヒリーの子株を
米松の樹皮に活着させた。
(上・スパーバム 下・ヒリー)
ヒリーの子株を取る時に
その下に芽を出していた小さな子株も
一緒に切り離してしまった。
捨てようかとも考えたが勿体ない。
駄目元で
いつまでたっても芽の出てこない
ビフルカツムの板付の貯水葉の
茶色の部分を抉り取って
その中にヒリーの小さな子株を
ミズゴケに巻いて埋めて見た。
それなりの形になった。
面白いので別のビフルカツムの
芽の出ない板付けの成長点を
今度は小さく丸く抉って
ステマリアの子株を埋め込んだ。
汗をかきながらシダの路地裏で
右往左往していると
奥さんが南の掃き出し窓を開けた。
「冷たい珈琲でも入れようか?
それにしても‥‥好きじゃねぇ~」
親切心というより
呆れかえって声を掛けたくなったようだ。
執筆者:中井勝人