ただの相談役 気まぐれブログ
手合い違い
202210.08
1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
木村義徳という棋士がおられた。
木村義男十四世名人の子息で
「これ以上『負けました』を言いたくない」
と言って55歳で引退されたそうな。
九段だった。
その木村九段の言葉。
「人の将棋を見て
大したことないと思う人でいい勝負
結構やるなと思ったら
自分より上
これはすごいと思ったら
手合い違い」
手合い違いとは
将棋の実力が違いすぎる状態を指す
将棋用語だ。
藤井聡太竜王の写真を新聞で見た。
木村義徳九段の手合い違いという言葉を
思い出した。
皆が『これはすごい』と感じるなら
藤井竜王は棋士として手合い違いなのだ。
執筆者:中井勝人