ただの相談役 気まぐれブログ

タントとゲーテ
202211.10

1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日もタントに礼儀礼節は求めることができず
チーチャンは檻に入れられることが多かった。

「気持ちが悪い犬‥‥」

檻に入っているチーチャンを追いかけて
檻から離れようとしないタントを見て
チハヤが言った。

「いい歳をして‥‥バカじゃないの」

そこまで言われると我が愛犬のことである
私も弁護をした。

ゲーテだって74歳の時に
19歳の女性に結婚を申し込んだんで‥‥
60歳のタントはまだ若いもんじゃ」

ゲーテが今わの際に放った
「光を‥‥もっと光を」という言葉は有名だ。

なんかひどく高尚な内容が
含まれているような気がする。

言ったのがゲーテだから‥‥。

ゲーテは光で何を見たかったのだろうか。

ゲーテは死ぬ前に夢を見ていて
覚醒をして
「あの美しい女の顔が見えないかね?
黒い巻き毛の‥‥すばらしい肌をした‥‥
そこに‥‥その暗がりをバックにして‥‥
鎧戸を開けなさい‥‥」
それに続く「光を‥‥もっと光を」だったそうな。

ゲーテは82歳で亡くなる間際まで女好きだった。

昨日は午前中ジムに行った。

午後からは
風呂の残り湯を衣装ケースに移し替えた湯に
趣味部屋のビカクシダの一部をドボンと漬けて
水分補給をした。

ジュンテンドータントの餌を買いに行ったりもした。

3時過ぎにチヒロが家に来て思い出した。

孫に本を買ってやる日だった。

急いで車を走らせた。

最近は車を転がしながら
千秋なおみさんの歌ではなくて
ラジオを聞いている。

昨日は東京五輪・パラの汚職事件で
高橋元理事が1億4千万円の
『袖の下を貰っていた』と報道していた。

欲深き人の心と降る雪は
     つもるにつけて道を忘るる

これから冬が来る。

気をつけよう。

執筆者:中井勝人
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