ただの相談役 気まぐれブログ
1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は都大路で覇を競う
全国高校駅伝が開催された。
戦前の予想通り倉敷高校(岡山)が
3度目の優勝で有終の美を飾った。
私としては
洛南高校(京都)を最も応援していたが
倉敷高校の優勝もそれなりに嬉しかった。
しかし
昨日活躍した力のある高校生のほとんどが
関東の大学に進学するのだろう
と考えると少々複雑な心境だ。
やはり陸上長距離界で力があり
将来名を成そうと考えるぐらいの選手なら
大学生となって箱根駅伝を目指すだろう。
箱根駅伝は
関東学生陸上競技連盟(関東学連)主催の
一地方大会なのに
学生長距離界の人材が
関東の大学に集まる原因となっているという
矛盾を抱えている。
そう言いながら私は毎年
母校中央大学の活躍を願っているのだが‥‥。
来年の新春早々の箱根駅伝も
中大の下馬評が例年になく高いので
今から楽しみにしている。
陸上の長距離で思い出したことがある。
陸上長距離の華と言えば
オリンピックのマラソンだ。
最初にオリンピックに参加した明治の頃
日本ではマラソンの選考対象者から
飛脚の流れをくむ郵便局員や
人力車の車夫を除外していたという。
私の子供のころまでは
オリンピックは純粋にアマチュアしか
参加できなかった。
彼らは足で稼ぐ者たちだから
プロだとみなされたそうな。
飛脚は東京大阪間を最短3日で走ったという。
プロ中のプロといえばそうなのだが‥‥。
今では全くの問題外だ。
選んでいれば面白かったのに。
しかし
そんな昔の日本人の律義な考え方が
私は好きだ。