ただの相談役 気まぐれブログ
1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は水曜日で午前中はジムに行き
昼からは孫たちに本を買ってやる日だった。
昼前にジムから帰ると
奧さんが大盛りのチキンライスを作って
待っていてくれた。
「本を買いに行ってくるわ」
チキンライスの3分のⅠを残し
奧さんにそう言って出かけようとした。
「ビールがみてたから買ってきてくれる」
奧さんが残ったチキンライスを食べながら言った。
手に持ったスプーンは私の使ったものだった。
「分かった‥‥分かった‥‥」
返事をする声の弾みが自分でも可笑しかった。
先週から本だけではなくて
下の孫には車のオモチャを買ってやっている。
「これはオマエのやから‥‥」
先週はそう言ってオモチャを渡した。
「ダメ‥‥カズトの‥‥」
私が言うや否やカズトは
手を出そうとした兄のヒロトの手を押しのけた。
カズトは両手でオモチャを囲い込んだ。
2歳にして所有権というか占有権というか
『権利意識が芽生えるのだ』と面白かった。
さて今回はどうなりますことやら‥‥だ。
ビールも買ってきた。
24本入りを2箱だ。
「お礼も言わんの‥‥」
ブスッとしている奥さんに
少しとがった物言いをした。
「お礼は飲んで返しますから‥‥」
私はそんな風な屈折した返事が嫌いではない。
思わずニヤッとしてしまった。
スプーンのことを思い出した
『オレの使ったスプーンで
チキンライスを食べれる嫁さんなんや』
これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛