ただの相談役 気まぐれブログ
1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は一日中読書三昧の日だった。
朝方に
既存のビカクシダのハンギングの
付け直しをした。
板をバーナーで焼き
活着させていた位置を
板の少し上に移したのだ。
ビカクシダを弄るのは
それ一つだけにした。
戸外の体感温度が
思いの外寒かった。
課外活動には不向きな日だった。
晴耕雨読ならぬ寒読雨読に決めた。
寝室には未読の本が2冊あった。
新しい本に付け替えるために
読み終わり重ねていた本の
ブック・カバーを外そうとした。
1冊の本が落ちた。
『御樣御用』
四文字が
落として開いたページから
目に飛び込んできた。
『樣樣樣樣』が頭の隅によぎった。
『御樣御用』とは何だっただろう。
四文字が書かれている章を
最初から読み直してみた。
山田浅右衛門の章だった。
『御樣御用』の送り仮名を見て
やっと四文字の意味を思い出した。
山田浅右衛門‥‥人切り朝右衛門は
江戸時代の罪人の首切り役人で
依頼された刀剣の良し悪しの
吟味もしていた。
『御樣』は『おためし』と読み
『御樣御用』は死体で行う
試し切りのことだった。
20年前の『様様様様」の四文字とは
全く意味内容の違うものだった。
韓国のテレビドラマ『冬のソナタ』が
もてはやされていた頃だ。
『様様様様』は『四(ヨン)樣(サマ)』だった。
そう言うと『寿寿寿寿』という看板を
見た事がある。
漢字を重ねれば良いというものでも
なかろうが‥‥と思ったものだ。
昨日の夕食はT 橋から頂いた猪肉の
牡丹鍋だった。
チヒロがやってきて
舌鼓を打っていた。
チヒロの美質は食べ方が
美味しそうに見えるところだ。
早食いでせからしい食べ方なのだが
私のようにガッツイているようには
感じさせない。
チヒロの四文字は『旨旨旨旨』に違いない。
『旨(うま)四(し)』だ。