ただの相談役　気まぐれブログ

一棟一棟手　仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

一昨日・昨日・今日と3組の
ビカクシダ愛好家の若いご夫婦が
シダの路地裏庵にご来庵下さった。

シダを好む人は明るい。

3組のご夫婦の
皆さんが理屈無しにシダ好きだった。

シダの葉の自由奔放さを愛されていた。

特にビカクシダに
好ましい気持ちをお持ちだった。

他のシダよりもビカクシダは
胞子葉が伸びやかなのだ。

今日
コチョウランやセッコクのハンギングの場所と
ビカクシダのハンギングの場所と入れ替えてみた。

上段・左より
ネプチューン(アンゴレンセ×ステマリア)
ステマリア
アンゴレンセ(旧エレファントティエス)
アンゴレンセ(旧エレファントティエス)

下段・右より
エレマリア(旧エレファントティス×ステマリア)
アンゴレンセ(旧エレファントティス)
アンゴレンセ(旧エレファントティス）

アンゴレンセと旧エレファントティスが
同じ種類のビカクだと知っている人は
少ない。

どちらかと言うと
貯水葉がゾウの耳の様なので
エレファントティスの方が
通りがよくて覚え易い。

だから混乱する。

アンゴレンセ(旧エレファントティス）と
ステマリアの交配種を
エレマリアと言ったり
ネプチューンと言ったりしている。

旧エレファントティス×ステマリアだから
エレマリアならすぐに覚えられる。

ネプチューンと名付けると
ギリシャ神話の海神を思い浮かべ
名前が重々しくなる。

異なる品種を交配して
今までにないビカクを
作ったとしても
どのような形状のビカクシダに
なるのかは分からない。

交配種の株が成長して
姿形が固まってから
名をつけても遅くない。

芽吹いたばかりの新芽に
新しい名を付けて
売り出そうとするのは
新種を収集したがるビカク愛好家を
喰い者にする行為だと思う。

全ての生き物が特化され
希少品として商品化されると
素人が騙され泣かされる。

生き物は癒しの対象だ。

高額な投機の対象では無いのだ。