ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
ネズミに餌をやる。
皿に乗せてやる。
ある日突然
レバーを押すと出て来るような
餌のやり方に変える。
ネズミはすぐに学習して
上手にレバーを押して
餌を取ることを覚える。
このネズミに同時に
皿に入った餌と
レバーを押す餌を与える。
ネズミが選ぶ確率が高いのは
レバーを押して得られる餌だった。
まるで
汗をかいて得る餌の方が
『より価値がある』と
考えて行動しているように見える。
この行動は動物一般に
普遍的にみられる現象らしい。
ヒトも例外ではない。
就学前の幼児はほぼ100%の確率で
レバーを押すことを好む。
同じオモチャでも
ガチャガチャで手にするオモチャに
幼児は喜びを感じるそうな。
この苦労(仕事)をして得る物の方が
価値が高いということを
『コントラフリーローディング効果』
と呼ぶ。
ヒトも成長と共に『効果』は薄れ
大学生だと選択率は五分五分になる。
だが
完全に利益だけを
追求することはないという。
ちなみに
『コントラフリーローディング効果』
が観察できない唯一の動物がいる。
ネコだ。
だからヒトはネコを愛しむ。