ただの相談役 気まぐれブログ

O智家訪問
202307.06

一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日は玉野のO 智家に
セメント瓦の塗装の見積りに
奥さんとチヒロ・チハヤに
スグリを伴って行ってきた。

見積もりといっても実際のものは
の社長の門木がしてくれる。

私たちはタマミに逢いに
出掛けたのだ。

タマミは頭を染もせず
サラリとした白髪姿で
私達を出迎えてくれた。

「久しぶりじゃのう‥‥
ババアになったのぅ‥‥
前に屋根を塗ったのは
いつやったかのう‥‥」

「ジジイに言われとうはないわ‥‥
確か2008年じゃったと思うよ」

「そうか‥‥そんな前やったかいのう」

タマミは奥さんの美容師時代の同僚で
旦那のO 智君は私の昔の同僚だった。

二人を結び付けたのは
私たち夫婦であった。

玄関に絵が飾ってある息子は
未だに独身で
東京でIT関連の仕事をしている。

看護師をしていた娘は外科医と結婚し
孫のヒヨリを連れて今年の3月に
愛媛に引越して行ったそうな。

今年中学生になった孫のヒヨリは
O 智夫婦と娘が
敢てシングルマザーとなることを選択して
産み育ててきた宝だった。

「別れがこんなに辛いとは思わんかった‥」

タマミは何度も呟いていた。

タマミは64歳になり仕事はやめ
運送の仕事を続けているO 智君は今
バイクに嵌まっているのだと聞いた。

家の中には
特にO 智君の私室には
孫のヒヨリの写真が
所狭しと張り巡らされていた。

我が娘のように手塩にかけて育てた
O 智夫婦の孫への溺愛が偲ばれた。

O 智君の
嵌まっているというバイクの
車体に孫が書いた落書きが
残されていた。

ほほ笑ましく切なかった。

昼食は帰宅途中の
海の見えるカフェ
Cafe Dining Sea Ray
パスタを食べた。

昼食代はチヒロが出してくれた。

奥さんも娘たちも
『また来たい店だ』と言っていた。

昨日は孫たちに本を
買ってやる日でもあった。

宮脇書店マスカット店では
私も眼についた本を一冊買った。

『言語の本質
言葉はどう産まれ、進化したか
(今井むつみ 秋田喜美 著・
中公新書)』

暫らくは積読のが分かっていて
買ってしまった。

執筆者:中井勝人
アーカイブarchive

お問い合わせ

土地探し相談も受付中!

電話でお問い合わせ

086-429-1255

受付時間 9:00~18:00

WEBでお問い合わせ

シダのある暮らし
来場予約 資料請求・お問い合わせ
来場予約
資料請求・お問い合わせ