ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日の昼過ぎに
炎天下の駐車場に出ると
来庵者が二人おられた。
昨日のような暑い日中に
来庵者が有るとだに
想像もせず
ビカク展示コーナーに
二人の女性の姿を見つけ
思わず口走った。
「こんにちは‥‥何ですかな?」
挨拶をしながら
己のトッポサに
思わず笑ってしまった。
『ビカクシダを見に来て
下さったのだろうが‥‥』
腹の中で自問自答。
「どうぞ‥‥どうぞ‥‥
ビカクを何か育てておられる?」
「この間‥‥ワイズ+さんで
アルシコルネの鉢植えを
買ったんです」
私が噴き出す汗を
タオルで無ぐいながら
ビカクのことで
熱弁を振るっていると
英ご夫婦が車でやって来られた。
ご夫婦の応接は奥さんに任せ
私は女性二人とのビカク談義に
ふけっていた。
「これからどんなのを
集めたいんです?」
「ベイチーなんか‥‥って
考えているんです」
「じゃあ~これがいいかな‥‥」
株分けをして広葉樹の樹皮の
ハンギング仕立てにしたベイチーが
丁度1枚有った。
新しい胞子葉が伸び出していて
活着はしていると考えていた。
女性も素直に
受け入れてくれて
お持ち帰り下さった。
「中井さん‥‥
若い女性とビカクの話をしていると
楽しそうですなぁ~
『また来る』ってお伝へください」
英さんご夫婦にはウインナーの
詰合せを頂いたのだが
お礼も言えなかった。
来庵者の女性二人が帰られた後
私は意気軒高になっていた。
女性たちには礼状も直ぐに書き
投函もしてきた。
ビカクシダか‥‥女性か
本来好むのはどちらなのか。
『病膏肓に入る』と
少しくらいの目先の病は
吹き飛ぶようだ。