ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日
キッチンの換気のレンジフードの
庇から写真立てが落ちてきた。
ばらけたフレームから
写真が3枚出てきた。
1枚は当時40歳だった母方の祖母が
1歳の私を抱いた記念写真。
1枚は満6歳の誕生日の記念写真。
写真の裏に父の走り書きがあった。
どちらにも
写真館の名が刻印されていた。
母の実家があった尼崎市塚口の駅前の
藤江写真館で撮ったものだった。
満6歳というと
今年の12月7日になると
ヒロトが迎える年齢である。
我ながら 6歳にしたら
案外大人びていたように感じる。
残りの1枚は京都の大将軍の
父の実家の和室で
大将人形を背にした写真だ。
母に抱かれた4歳年下の弟の
ヨシトが1歳ぐらいだから
私は満5歳になる前の5月のようだ。
チヒロが産まれて
買ってやった大将人形に
私の古い大将人形を並べ
茶屋町の展示場で
飾っていたことがある。
その人形を見て
心安いS原の奥さんが
尋ねてきたことがあった。
「これナカイさんのッ‥‥?」
「ウン‥‥70年前のやつ‥‥
『ええしのボン』に見えるやろ‥‥」
「見える‥‥見える‥‥」
実は私
『ええしのボン』で『幸運児』なのだ。
だから
家をお建て下さった方や
長く付き合っている方は
皆さん人柄が好くて
幸せにされている。
ホント‥‥。