ただの相談役 気まぐれブログ

雌蝦蟇(メスガマ)・『三ちゃん』
202404.10

一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

一昨日
注文していた本が来た。

『経済評論家の父から息子への手紙
お金と人生と幸せについて
(山崎元 著・GAKKENN)』

『古代アメリカ文明
アヤ・アステカ・ナスカ・インカ
の実情
(青山和夫 編・講談社現代新書)』

『日本動物絵画史
(金子信久 著・NHK出版新書)』

動植物が好きなので
《鳥獣戯画》に触れている
『日本動物絵画史』から読み始めた。

奇しくも 山梨の弟から
福島の小さい姪を通じ
娘のチヒロを介して
私の元に蝦蟇(ガマ)の映像が
届けられてきた。

弟の家の庭で
蝦蟇が卵を産んだという。

送ってくれるつもりなのだろうか。


ユーリン・ホームの独自で手作りの
オリジナル・マスコット『三ちゃん』の
元となったのは
弟が送ってくれた蝦蟇を
私が飼い始めたからだった。

弟が数百匹の大きさ8ミリばかりの
池から上陸直後の子蝦蟇を
送ってきてくれた。

大人の蝦蟇に育ったのは
牡2匹・雌1匹だけだった。

その3匹が3年後に卵を産んだ。

卵を放っておくと
無数のオタマジャクシになり
やがて手が生え足が生え
子蝦蟇になって我が家の庭から
四方八方に散っていった。

そのまた3年後 立派になって
生まれ故郷で産卵するために
1匹のメス蝦蟇が帰ってきた。

ただ 後ろ足が1本欠けていた。

私は不憫に思って
創業したばかりの
ユーリン・ホームの
事務所で飼うことにした。

チヒロがある伝承を探してきた。

『中国では、後ろ足のない3本足の
ガマを劉海仙人が飼っており、その
ガマが財宝をかき集めてくるという
伝説があります。
 そして、仙人がガマに向かって
「劉海仙人倒」と声をかけると、今
までくわえてきた財宝を吐き出すのだ
といわれています』

チヒロは3本足の雌蝦蟇を
『三ちゃん』と名付けた。

自然界では
『7年が寿命だ』とされているが
この雌蝦蟇は11年も生きて
ユーリン・ホームを見守ってくれた。

そして 私は『ガマさん』と
呼ばれるようになった。

執筆者:中井勝人
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