ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
『経済評論家の父から
息子への手紙
お金と人生と幸せについて
(山崎元 著・Gakken) 』
【帯】
山崎元さんが残した最後のメッセージ
「お金の心配をせず、
自由に気分よく生きていくために
どうしても伝えたいことを
書きました」山崎 元
働き方 投資・運用 モテ
幸せ 自由 時間 サンクコスト
人材価値 転職 価値観
仲間 酒の飲み方
実際に送った手紙も全文掲載!
著者は証券会社など12回の転職を
繰り返したのち
経済評論家になった人物だ。
2022年に食道ガンをを発症し
自分に残された時間を考え
将来 息子の相談に
乗ってやれないことを思い
本書を書き上げた。
〈わがままな社長に振り回されて
働くか、自分自身が他人を振り回す
側に回るか、と考えた時、「自分が
振り回す方がずっといい!」と考える
ことはそう悪いことではない〉
〈工夫のない人は損をする。これは、
責任論以前の経済の現実だ。他人と
同じであることを怖れよ。無難を
疑え〉
〈資本主義経済は、リスクを取り
たくない人間から、リスクを取って
もいい人間が利益を吸い上げるように
できている〉
などなど
息子に遺言を残している。
死を前にすると遠慮もない。
利用する証券会社は手数料の
安いネット証券が良いと書き
「楽天証券は悪くないはずだよ」
とアドヴァイス。
そう書き残して著者は
2024年1月1日に亡くなった。
享年65歳だったそうな。
平明な文体で読み易く
息子への思いもよく分かる名著だ
と思った。
昨日
岡山のK 藤さんから頂いたと
パンのお裾分けを持ってきた。
美味しくいただきました。
ありがとう。