ただの相談役 気まぐれブログ

祇園祭の山鉾巡行
202407.18

一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日の17日は京都の
祇園祭の山鉾巡行の日だった。

テレビで巡行の先頭を行く長刀鉾の
巡行の様子を眺めながら
京都での祇園祭の思い出話を
娘たちに話していた。

「お父さん‥‥あのお稚児さんは
どんな子が選ばれるん?」

チハヤが問うてきた。

「そら‥‥
ええしのぼん(良家の坊ちゃん)から
選ぶんじゃが‥‥
なったらなったでお金がかかるんで」

「ホントじゃ‥‥
2千万円位いるんじゃて」

携帯で検索していたチヒロが
驚嘆の声を上げた。

それにただ
稚児になればよいというものでは無い。

何日も男衆の中で精進潔斎をして
身を清めていかなければならない
という。

テレビのビデオの画面では
祇園祭の様子を流し続けた。

奥さんと娘たちは飽きて
マコちゃんから貰った
モンブランを切り分けて
コーヒータイムになった。

娘たちとの話題も
祇園祭から離れていった。

しかし
私にとって山鉾巡行の日は
ある種の特別な日だった。

今から52年前のこの日
高知に住む外祖父の訃報が
京都の我が家に届いたのだ。

「先生‥‥胸が痛いんじゃ」

前日
山から帰宅した祖父は
掛り付けの医者に笑いかけて
お気を引き取ったそうだ。

享年68歳。

私は今 でっぷりとしていた
あの頃の祖父に
そっくりな体形になっている。

不整脈もある。

私が今逝けば 享年75歳。

お陰様で長生きをして
奥さんと子供たちとその伴侶に
身近に集ってもらっている。

有難いことだ

執筆者:中井勝人
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