ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は土用の丑の日だった。
我が家も
マルナカマスカット店まで
足を延ばし
ウナギのかば焼きを買ってきた。
チヒロからも家族の分を
買ってくるように頼まれた。
干支は年だけではなくて
日付にもある。
『丑の日』は12日に一度
巡ってくる。
『土用』とは
立春・立夏・立秋・立冬の
前の18日間のことだ。
その期間の丑の日を
『土用の丑の日』
(毎年7月下旬と8月上旬頃)
という。
「本居宣長の『土用の丑の日に
《う》の付くウナギを食べると
体にいい』という宣伝文句に
載せられたわけよ‥‥」
私が能書きを垂れると
チヒロが携帯を弄って
『あゝ‥‥良かった』と呟き
満面の笑みで
安堵の表情をした。
「ウン‥‥?」
「お父さん‥‥
『本居宣長』じゃなくて
『平賀源内』でしょうが」
「そう言うたろうが‥‥」
「アッ‥‥また始まった
『茶屋町のバイデン』じゃ‥‥
それもワタシタチが
『茶屋町』って言ってるのを
勝手に自分で
『倉敷のバイデン』って
大きくしてるんだから‥‥
ねえ~お姉ちゃん」
隣のチハヤも
苦笑いをしながら
苦言を呈した。
まぁ~女二人は寄るだけで
姦しい。
帰宅して趣味の部屋で
久しぶりにアロマを焚いた。
お気に入りのダルマ・ストーブ型の
アロマポットの受け皿に水を入れ
フローラルの香りを数滴たらして
ロウソクで温めた。
ほのかな香りが‥‥
垂れる鼻水で分からなかった。