ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
先日
ステンド・グラスの下村さんと
奥さんと一緒に
ソバを食べに『田』に行った。
出てきた箸が
名前入りの箸袋に入っていた。
『店の箸袋を作ったんだ』
私は箸袋で『栞』を
作るのが趣味だ。
箸袋の8割がたは
同じサイズなので
3~4枚を張り重ねると
『栞』は出来上がる。
『栞』とは道標(みちしるべ)の
標折り(しおり)が由来だそうな。
山などを歩くときに
木の枝などを折り
目標(目印)を作る。
つまり標識の意味が
文房具の名前にもなった。
『栞』は本の読みかけや
心覚えの所に挟んで
後から開くときの
標識の役割を果たしている。
途中で止めた本の中に
挟んだままだった
空気を読むことに忙しくて
今まで忘れていたよ
句読点がない君の嘘は
とても可愛かった
後ろ前逆の優しさは
少しだけ本当だった
クリープ ハイプというバンドの
『栞』という曲の歌詞の一部だ。
黒髪の 乱れも知らず うち臥せば
まずかきやりし ひとぞ恋しき
和泉式部の歌が思いついた。
こちらの方が分かりやすかった。
昨日事務所に行くと
ケイ子がチヒロと
同窓会の資料作りをしていた。
「相変わらず幸せそうじゃのう」
「お陰様で
日々大きくなっています」
「これ‥‥ケイ子さんから‥‥」
チハヤが
コーヒーとシュークリームを
出してくれた。
「シャトレーゼか‥‥」
「安いもんで‥‥すいません」
「いやいや‥‥
『山梨県産の桃』って
書いてあるからな‥‥
ありがとう‥‥
いただきます‥‥
どうや人は集まりそうか?」
「それが集まらんのです‥‥
お金のかかる時期のようで‥‥
先生は5人も来るのに
悪いような気がして‥‥」
ケイ子もチヒロも
1981年生まれだった。