ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
「お母さん‥‥お昼お願い」
昨朝
チハヤがやって来て
奥さんに昼食を頼んでいた。
体調が今一で
料理を作る気に
なれないそうな。
昼食時には食べ物というと
御神酒徳利の様に付いてくる
チヒロもやって来た。
奥さんは鶏肉を焼き
キャベツを痛め
クリームシチューを作って
娘たちを待っていた。
子供たちのすることに
構うことは無く
どちらかと言うと
昔から無関心な育て方を
してきた奥さんだ。
「お母さんったら 朝
給食費を忘れていて
登校前に『給食費は?』
って聞いたら
1円玉や5円玉まで入った
小銭で渡すんじゃもん‥‥
恥ずかしかった」
「『こんな弁当じゃったら
日の丸弁当の方がましじゃ』
って言ったら
本当に弁当箱に
ご飯にと梅干しが一つだけ
入っていたこともあったよ」
そんなこともまゝあったが
そこはかとなく
感じられる優しさが
子供たちに安心感を
与えるのだろう。
2人の娘はよく家に来る。
昼食後は 外壁塗装が
終わったとのことで
若宮のM 原邸に
娘たちと行ってきた。
足場撤去は今日だという。
帰途
マルナカに立ち寄ってもらい
カキの土手鍋の材料を
買ってきた。
私は西京味噌で作るのが好きだが
奥さんが邪魔くさいだろうから
パックの鍋の出汁にした。
腹を下したことがあり
カキを怖がる奥さんには
鶏肉を買っておいた。
日曜日には
旦那が不在だそうで
チハヤが晩御飯を
食べに来るという。
こうした思い出は
良い『冥途の土産』と
喜ぶべきか?
「いいわねぇ~お父さん‥‥
たくさんのお土産ができて‥‥
それで‥‥何時持っていく気?」
奥さんは 時に
問い詰めるような
鋭い質問を投げかけてくる。