ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
「お父さん‥‥コーヒーいれる?」
寝室でベットに寝転んで
本を読んでいると
奥さんが階段下から
尋ねてきた。
「お茶菓子はあるんか?」
「無い‥‥無い‥‥」
「ほんならちょっと
饅頭でも買ってくるわ」
文近堂に行くと
カステラが置いてあった。
『珈琲の御茶請なら
そっちがええか』
カステラを孫の分まで入れて
5個買ってきた。
カステラをパクつきながら
フト考えた。
カステラはなぜ和菓店で
売っているのか
カステラは
16世紀に南蛮貿易によって
ポルトガルからもたらされた
菓子だ。
語源はポルトガル語の
ボーロ・デ・カステーラ
(カステイーリャの焼菓子)。
カステイーリャは
スペインの都市名。
ポルトガル王室が
スペイン王室から
王妃を迎える時に
カステイーリャの焼菓子を
祝いの品と共に持って行ったのが
ポルトガエルの菓子にスペインの
都市名が付いた由来だそうな。
焼菓子の材料は
卵と小麦粉と砂糖だった。
その材料で江戸時代を通じて
日本人の口に合うように
改良したのがカステラだ。
明治維新の前からあるのは
和菓子で
維新の後に入ってきたのは
洋菓子と分けるようだ。
カステラは和菓子なのだ。
文明堂では
和菓子と洋菓子の間に
陳列されているという。
ちなみに
砂糖と小麦粉と砂糖を材料にして
油脂を使用すると
パウンドケーキとなり洋菓子だ。
10月24日に偶然
ビカクシダを覗きに来られ
胞子培養から育てていた
ネプチューン(?)の小苗を
差し上げた福富中のK 住さんが
昨日わざわざ
ご自分が大きくしたビカクの
小苗をプレゼンをしに
奥さんと来て下さった。
P.Doi tung (spore)
2022.3.
有難く嬉しいことだ。