ただの相談役　気まぐれブログ

手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

昨日はダイゴが家の町医者として
岡山の福田の英邸にお伺いした。

英ご夫婦に逢いたくて
私とチヒロは別の車を走らせた。

英邸に到着して
庭の葉を落とした裸木を見ると
金網の手作りのバードフィーダーに
メジロが1羽停まっている。

網に盛られたミカンを
ついばんでいた。

「柿の方が好きみたいじゃわ」

メジロを写真に
収めようとしている私に
門扉の所まで出てきた英氏が
笑いながら話してくれた。

「人がいても逃げんかな？」

「おる方がヒヨドリが来んから
安心するみたいよ」

続いて奥さんが答えてくれた。

優しいご夫婦である。

家の診察場所はインターホンだった。

診断は症状を
電気屋とダイゴとチヒロが
英氏に尋ねることで始まった。

私は和室の掘り炬燵に
足を突っ込み
珈琲を飲みながら
奥さんと駄弁っていた。

診察終了後も
英氏とチヒロを交えて
1時間ほど世間話をした。

【賢・不肖は材なり 遇・不遇は時なり】

私と英氏は同い年だ。

二人とも良い伴侶を得て
時の運に恵まれ
幸せな晩年を過ごしている。

お土産まで頂いて
帰ってきた。

有難いことである。

コチョウランが3輪の花を咲かせた。

花の下では
白黒のフレンチブルが
絡むように午睡していた。

心安らぐひと時だ。