ただの相談役　気まぐれブログ

手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

山梨の大月の義妹から
昨日　絵葉書が届いた。

今年も　お酒ありがとう
ございます。生原酒は
キツイので休みの日に
チビチビと飲んでます。

2月までカラカラの天気
でしたが、下旬から
3月にかけ、雨と雪の
日々です。でも春の雪は
すぐ溶けるのでたすかります。

タントの骨壺を
仏壇の経机の横に置き
お茶を備えるようになって
3日になる。

その3日間
先祖供養が終わり
奥さんが和室から出ていくと
引き違い戸の隙間を狙って
チーちゃんが部屋に
入ってくるようになった。

以前は廊下で
タントが出てくるのを
待っていたのだが
タントがいなくなってから
和室のタントを
探しに来るようだ。

仏壇の前の私に近づき
ヒクヒクと鼻をうごめかして
骨壺の方に向き
慌てて飛びすさる。

その遠ざかり方が
異常なほど素早い。

骨壺から
犬にしかわからない臭気が
漂っているのだろう。

それとも霊気か。

驚いているというか
怖がっているというか。

犬なりに
何かを感じているようだ。

床に直接敷いたバスタオルの上に
寂しそうに体を横たえるフレ・ブルの
チーちゃんのために
ベッドを買ってきてやった。

体臭がしみ込んでいないので
寛げないようで
ナカナカ寝ころぼうとしない。

タントがいなくなった空虚感に
苛まれているのだろうか
トキドキ椅子に座る私の
股座から上半身を伸ばし
顔を近づけてクンクンと
鼻面を鳴らす。

私も両足で胴体を挟み
両手で顔を包み
撫で回ってやる。

慰め合っても
寂しさは拭えない。

嗚呼‥‥。