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畳 倉敷
201806.27

こんにちは。

今日は朝からリフォームのことでお客様のお宅へお伺いしていた千です。

畳を入れ替えたいとのことで、畳屋さんとお伺いしました。

お客様のお父さまが昔イグサを植えて、畳を織られていたとのことで、畳について詳しくいろいろと質問されていて、聞いている私も勉強になりました。

昔は、「畳表」と呼ばれる表面の下は、「わら床」と呼ばれる藁を圧縮したものが主流でした。

今は「スタイロ畳」と言って、スタイロフォームという発砲ポリスチレンに代わっています。

「すわり心地が、わら床の方が柔らかいんよ」とお客様。

内心(へぇ~)の私。

「そうなんですよ。どうしてもスタイロは固いので、わら床だと直に座れても、スタイロだと座布団を引かないとお尻が痛いというお客様もおられます」

さらに(へぇ~)な私。

他にも、国産のイグサ(今は熊本産がほとんどで、くまもんシールが貼られているらしい)は、どこの産地か、畳裏の糸を見れば分かるとか

畳表の糸は、綿糸か麻糸か、1本か2本か、を見れば値段が分かるとか

畳屋さんによる畳うんちくを色々と聞かせていただきました。

後は、お客様と畳屋さんが「泥染めは大変だ(色などをつけるために天然の染土に入れるらしいです)」など、イグサ作りあるあるで話が盛り上がっていました。

                                                                                                                                             早島は、イベント用のイグサももう作っていないと聞き、ちょっと残念でした。

私が子供の頃は、青くてピンとしたイグサが植わっていたのになぁ。

180627.jpg写真は、事務所の和室(8畳)

中はスタイロですが、直に座っても平気なお尻の皮の厚い千でした。

執筆者:片岡千尋
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