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クラクション
202108.24
こんにちは。
今日も１日事務仕事だった千です。
今年の夏は、暑くなって、涼しくなって、また暑くなって、とジェットコースターのように気温が上がったり下がったりしています。
涼しくなったときに思ったのは、保育園の送迎バスに閉じ込められたのが、今だったら助かったのではないか…ということ。
５歳の男の子の事件を知ったとき、何でこんなことが…と悲しくて仕方ありませんでした。
ネットでは、そんなときに子どもにクラクションを鳴らすことを教えておこうという記事が載っていました。
何が起こるか分からないので、私も子どもに教えました。
「車に閉じ込められたら、ここな、これクラクションていうんやけど、これ鳴らすんよ」
「なんで？」
「この音聞いたら、近くにいる人が助けに来てくれるから」
「へぇ～」
これで何かあったら、クラクションを鳴らすと思います。
困ったことに、触るなと怒っていたものが一転、触ってもいいと言われて、隙あらば押そうとすること。
今日も事務所に着き、私が運転席から降りたら、さっそく運転席に移ってきて「ブッブー！！」
ガマさんが「なんや！」と渋い顔をして出てきました。
「今はダメだよ」
「なんで？」
「今は閉じ込められてないでしょ？」
「ひとりだよ」
飽きるまでやると思われます。
執筆者：片岡千尋
