お知らせ
中古住宅に脚光~各業界の問題解決を~
200908.18
「SMILE PROJECT」をご存知ですか。
「サステナブル社会に向けての家歴書プロジェクト」とサブタイトルがついていますが、
優良な住宅の在庫数を増やし、住宅寿命30年、全住宅に占める中古住宅住み替えシェア13%の
現況を打破し、中古住宅市場を活性化させることが目的だと思われます。
ただし、問題点がいくつかあると考えます。
一、優良住宅維持のためのメンテナンス出費を住宅オーナーが覚悟できるのか。
二、金融機関が、住宅に不動産としての価値を認め、危険負担ができるのか。
三、不動産仲介業者が、中古住宅の事故や瑕疵などを告知する義務を順守することができるのか。
四、これからの優良住宅は良いとしても、今までの家歴書のない中古住戸の住宅価値向上のための施策が作れるのか。
以上問題点を考えてみました。