お知らせ
こんにちは、「住宅プランナー」のガマ仙人です。
今朝は雨。
生き物に餌をやることも出来ず、
フラストレーションをかかえて出勤。
茶屋町の展示場に行くと、ハイビスカスが赤い花を咲かせていた。
この木が3輪、同時に花を咲かせたのは初めてだった。
少しうれしくなり、見入ってしまった。
ハイビスカスの花を初めて見たのは、30年も昔、高校生の頃だったように思う。
ムクゲやフヨウ、オクラと同じ様な形の花で、一日花であるこも同じだったが、、
真紅の大輪は目に痛かった。
ハワイの灼熱の日差しを受けているようだった。
色彩面で日本にないあざやかさを感じさせてくれる花の走りではなかっただろうか。
あの頃の日本の住宅は、まだまだ暖房設備が貧弱だった。
我が家の居間も暖は掘りゴタツで取っていた。
だから冬越しのできない木でもあった。
ハイビスカスは、日本の寒と貧に耐えられない南国の豊穣さを表していた。
今の住宅で、室内に取り込んだハイビスカスが枯れることはないだろう。
この3輪の花をつけた木も、昨年いただいたものだ。
日本は豊かになった。
ハイビスカスの花に、ふとそんなことを思っていた。