お知らせ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
トイレの水漏れと風呂の蛇口の修理の見積のために、Hさんの家に行きました。
家を建てていただいた年に産まれた長男が小学校4年生とのこと。
奥様とはお会いしていたのですが、Hさんとゆっくりとお会いするのは、
ほぼ10年振りのこととなります。
Hさんは哲学の教授。お話をお聞きするのが本当に楽しい人です。
「家族が、ひとつの目標のためにまとまるというのは、不自然なのです。
そんな家庭は崩壊する。花田家がそう、亀田家もそう」
今回も、このような話題になりました。
「あいつは相撲をするが、俺は見たくもない。
あいつはボクシングが好きだけれど、俺は嫌い。
そんな家族が健全なんです」
「アンナの不幸は…」と話が飛躍しました。
「ヴロンスキーに同じ精神性を求めたからです。
キティとレービンの夫婦が幸せだったのは、あるがままを受け入れたから…」
隣で、小中井君が目を輝かせて耳をかたむけていました。
Hさんの面白味がわかったよう。
私はというと、つい最近、夫婦のことを尋ねられたことがあり、
「どうも、うちの場合、奥さんが僕に興味がないようで、
何をしようと放っておかれています」と答え、
失笑をかったことがあり、Hさんの言葉で救われた気がしました。
家庭の幸せは、家族の考え方が皆違うこと。我が家なんかバラバラですよ。