お知らせ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
第一章 練習問題・と
以下の五つの文句は、多くのことわざ辞典に「ことわざ」として紹介されているものです。
これら五つの文句に共通する点を指摘してください。(ことわざ練習帳・平凡社新書鳥)
① 雨の降る日は天気が悪い、 親父おれより歳が上
② 丸い卵も切りようで四角、 物も言いようで角が立つ
③ 立てば芍薬、座れば牡丹、歩む姿は百合の花
④ 親の意見と茄子の花は、千に一つも無駄なない
⑤ 惚れて通えば千里も一里、逢わず帰ればまた千里
④は母に聞かされたことがありますから分かるのですが
これらが「ことわざ」なのでしょうかねえ?
と、考えながら読んでいると
[解答例] いずれも七七七五の四句を重ねた「都々逸」(俗謡の一種)の形をとっている。
そう言われればそうですね。
三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい
高杉晋作が作ったと言われている「都々逸」と同じ仕立て方です。
③の類句が面白い。
立てば借金座れば家賃、 歩む姿は金縛り
立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿は質屋行き
五代目古今亭志ん生さんは、話のマクラで
「惚れて通えば千里も一里、長い田んぼも一跨ぎ、
なんて、学校じゃあんまり教えない・・・」
と言って笑わせていたらしいのですが
「田んぼ」が「吉原田んぼ」のことで
「吉原田んぼ」が「吉原遊郭」の事だ
と、分からないと笑えません。
私には意味がわかりませんでした。
世俗忘れた坊主でさえも、 木魚の割れ目で思い出す
これだったらよく分かるんですけどね。
親の意見と茄子の花は、千に一つも仇(あだ)がない
「『花』ではなくて『仇』ではないのですか?」
と、娘の千が聞いてきました。
この場合は、『仇=徒花=無駄花』なので一緒のことです。
そんなことに関心を持つのではなく
今、心して聞くべきことは
「親の意見には、千に一つも無駄(仇)がない」
と、言うことなのです。
分かりましたか?娘の千よ。